令和3年度を振り返って(自己評価)

保育所慈生園
園長 森田美智

 保育所慈生園では、子どもたちが大人になった時、社会人として社会に貢献できるようになることを願って、日々の保育を行っています。
令和3年度は、新型コロナウイルスの影響により保育活動の制限がありましたが、その中で音楽を楽しんだり、体育遊びでの体力の向上を図ったり、セカンドステップや美しい日本語などの保育カリキュラムで人とのコミュニケーションの方法を学んだり、自分の思いを他の人に届けるような多種多様の保育に取り組みました。その結果、様々なことに興味を持ち、意欲的に行動し、心豊かな子どもに成長したと思います。

 また、保育所慈生園では親子三世代の家族作りに取り組んでいます。例年、保育行事等に祖父母の皆さまをお誘いしていましたが、こんねんども感染症拡大防止のため保育行事に保護者の皆さまをはじめとするご家族の皆さまをお誘いすることが出来ませんでした。そのかわり、映像にて子どもたちの成長している姿を感じてもらいました。映像にすることで、普段は遠くてなかなか来て頂くことのできない祖父母の皆さまにも子どもたちの成長を感じて頂く機会が出来たようです。人とのふれあいが難しい状況ですが、その中で親子三世代の家族のふれあいが少しでもできればと思っています。

待機児童の解消に最大限取り組みました。今後も少子化に伴う労働力の不足、待機児童の解消、職員の採用、職員の処遇これらを総合的に考えていきたいと思います。

まだまだ新型コロナウイルスの影響は大きく保護者の皆さまには不安な思いがあるかと思います。保護者の皆さまにもご協力頂きながら、感染拡大防止対策を行い子どもたちが安全に保育を受けることの出来る環境を作り、職員一丸となって保育所慈生園の保育を行っていきたいと思います 。