今日の保育所慈生園の保育は、保育所保育指針に基づいて、職員と共に作り上げたものです。
　初代理事長の言葉の中に「本当の人間教育（保育）は人が人を無条件に思いやり、慈しみ、支えあうこと」とあります。子どもたちが生涯生きていくうえで、一人では生きていけません。人に支えてもらったり、助けてもらったりします。
　スマホやインターネットが普及し、人と人との直接的な関わりが少なくなっている今、この子どもたちに大切なものは何かと考えています。この子達がこれから１００年生きる中で、多くの人と一緒に協力し合っていく基礎となる経験がとても大切なことだと感じています。
　家庭では子ども同士で遊ぶことも、異年齢の子どもたちと関わることもなかなか難しい時代です。慈生園に来て、友だち同士や集団の中での人と人との関わりを経験できる活動をいっぱいしたいと考えています。
　そして、「子どもたちの保育園でありたい」という思いで職員共々、日々保育に精進いたします。